愛のカタチ
拓也は、着替えをしに、寝室へ… 
私は、料理を並べに、キッチンへと戻った。 



着替えを済ませた拓也が、ダイニングテーブルに腰を下ろした。 



すぐさま、冷えたグラスとお酒を用意し、乾杯の準備をした。 



「「結婚1周年おめでとう!カンパ〜イ!!」」



カチンと、重なり合うグラスの音に、胸がときめく。 


「真理、いつもありがとう!これは、僕からのプレゼント…」



そう、差し出されたプレゼントは、水色のBOXに白いリボンが掛けられていた。 


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