林檎の木
拓は友達の祐太とバスに乗った。
拓は面白いがひどい性格だ。
さっき言ったみたいに...
「おーい! 美智琉ー!!」
拓がバスの窓を開けて、あたしは呼んだ。
あたしは大きい声で返事をした。
そうすると拓が手招きした。
あたしは立ち上がってバスに向かった。
拓がバスから降りてきて、
「彩にがんばって言っといて」
いきなり耳打ちされた。
「わかったわかった。バス発車するよ」
と言って拓がバスに乗った。
それと同時に彩が帰ってきた。
満面の笑みで...