〜真実と嘘〜


「お、お願い.....音也。私もう怖いよ.....柑菜ちゃん見ているだけで震えがとまんない.....よ。」


「ねぇ、どうしてそんな嘘をつくの、琴音.....」


信じて欲しかった、ただそれだけ。

それだけだった。


「でていけ!!.....お前に居場所なんかねぇんだよ。」

――ドスッ


「うっ.....!?」


ここで私の意識は途切れた。
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