桜龍~青龍の騎士~
桜の恐怖
…――
コンコン!!ガチャ!!
「なんだよ?」
遼「え、失礼しますは!?」
「……で?」
遼「うお!?スルー!!?」
……うざいな…
遼「ごめん、そんな怖い顔しないで!!」
「要件は?」
ふと、遼の顔が真面目になった。
「……なにかあったの?」
遼「あぁ、実はな…仙石組が動き出した。」
!!!?
「な…んで」
僕は動揺した…一瞬で、恐怖心が僕を襲った。
遼「落ち着け、桜。」
僕は首を縦に振った
「悪い、続けてくれ。」
遼「ああ、今の頭は仙石綾斗、アイツだ」
「綾…斗、先代は?」
遼「亡くなったらしい。」
「……そうか」
遼「最近、上がってきている、それと、
桜、お前を探している。」
ぞくっ…