桜龍~青龍の騎士~
満が僕の手を繋いでそのすぐ後ろに蓮達が並んで歩いている。

蓮「対策だ。」

対策!?なんのっ!?

愁「ナンパ対策。桜が可愛いから…」

愁がそんなこと言うなんて…おかしい!!

立ち止まって後ろを向いて愁の前に行き背伸びをして、
おでこに手を当てる。

「…熱はないか…」

愁「っ//」

「大丈夫か?」

俯いてしまった愁の顔を背伸びを止めて下から覗いてみる。

愁「(この小悪魔…)」

自然と上目遣いになるのに気づいていないのだろうか?
と…青龍が心配するなか、桜は

「熱ないなら平気だ♪大丈夫だぞ!!」

とか、バカみたいなこと言っている。

「…桜が散ってるな…もう終わりの時期なのか…」

蓮「また咲くだろ?」

……同じこと言うのか…

「そうだね…(にこ」

4人「(うわぁ…今のは反則だろ…)」

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