クールを演じる私【後編】
学校Ⅱ
【学校】
《璃流蘭SIDE》
あの後、愛里紗から電話がきた。
北斗が翼達の家に行ったらしい。
愛里紗「しばらくは放課後、遊べるね‼︎」
そんな事、考えてなかった。
璃流蘭「そうだね。」
愛里紗「翼も道ずれで。」
巻き込むんかい。
璃流蘭「まぁ、翼に任せよう。」
翼「別に俺は構わないから。」
翼は優しいな。
身を引かなかった方が良かったとか思った事ないのに、今は無性に思う。
愛里紗「リーリー?」
璃流蘭「ん?」
愛里紗「なんでもない。」