クールを演じる私【後編】
学校Ⅲ
【学校】
《璃流蘭SIDE》
北斗と手をつなぐ必要があったのかはよくわからないけど、学校に着いた。
愛里紗「リーリーおはよう〜」
璃流蘭「おはよう。」
大翔「怪我は?」
心配してくれてんだな。
璃流蘭「あれくらいは大丈夫だから。」
雄哉「たいした事なくて良かったな。」
璃流蘭「まぁな。でも、みんなにも心配かけて悪かったね。」
翼「リルが無事ならそれでいいだろ。」
やっぱり、翼は楽だね。
理央「リー。回復したか?」
璃流蘭「回復してなきゃ、ここにいない。」
本当、桜蓮花は過保護な奴が多い。
この学校でまともに授業してるところ見た事ない。