クールを演じる私【後編】
《北斗SIDE》
璃流蘭にはなるべくなら無理をしてほしくない。
翼「ハモってるし。」
愛里紗「息ぴったりだね。お似合いだよ。」
璃流蘭「変な言い方するのは、やめろ。」
そーいや、璃流蘭に告白の答え聞いてない。
今日あたりにでももう一回、告白してみるか。
理央「では、タイムを計る。桜蓮花とハガネは最後に走れ〜」
軽いよな。
璃流蘭「愛里紗。本気で走るなよ。」
愛里紗「え〜。でもリーリーと走れないから本気出さないけど。」
愛里紗って、速いのか?
璃流蘭「北斗。油断しないほうがいいわよ。それに女だからってなめたら、愛里紗がかわいそう。」
なめてないんだけど。