クールを演じる私【後編】
北斗「倫太郎さん流以さんいないと生きていけないみたいな事、言ってたらしいですしね。」
そうなんだ。
ってか、なんで北斗が知ってるの?
流以「それで、わからないからここに来た。」
私たちに相談されてもね。
璃流蘭「お母さん。だったら、お父さんの前で自殺するフリでもしようか?」
北斗「はっ?」
流以「その手があるか。」
お母さんが傷つくのだけは防ぎたい。
何があってもリルを捨てなかった。
リルを信じて育ててくれた。
北斗「璃流蘭、一歩間違えれば本当に死ぬかもしれないんだぞ。」
璃流蘭「北斗。リルを信じて。大丈夫だから。」