クールを演じる私【後編】
《北斗SIDE》
全力で倫太郎さんを追い詰める気か?
倫太郎「何故だ?リル。」
璃流蘭「気安く名前を呼ばないで。」
璃流蘭の目が本気だ。
北斗「倫太郎さん。璃流蘭に時間をあげてください。」
倫太郎「北斗くん。これは、羽桜家の問題なんだ。」
璃流蘭「だったら、北斗と結婚する必要ないですよね?羽桜家の問題なんだったら。」
確かに言えてる。
でも、俺は璃流蘭が好きだからな。
倫太郎「北斗くん。璃流蘭の説得を頼むよ。」
ガチャ
はやっ‼︎
璃流蘭「無責任。」
流以「リルちゃん。私も帰るね。次会う時に生きていたらいいんだけどね?」
璃流蘭「お母さん…。」
ガチャ
璃流蘭。
泣いてる?
最近、よく泣いてるよな。