クールを演じる私【後編】
北斗「璃流蘭。大丈夫か?」
ドン
璃流蘭「なんで、私ばっかりなんだろうね?」
璃流蘭…。
北斗「璃流蘭は今まで我慢してたんだから、いいんじゃないのか?初めての事で倫太郎さんも困ってるんじゃないのか?」
俺は璃流蘭を抱きしめながら言う。
璃流蘭「そうなのかな?」
涙声…。
北斗「遅い反抗期。まぁ、今まで自分を抑えてきたんだからいいんじゃねえか?」
璃流蘭「最近、私弱いね。すぐ泣くし、弱音しかはかないし。北斗を困らせてるし。」
璃流蘭…。
そんな事、ないと思うんだけどな。
今までが我慢しすぎてただけなんだろうし。