クールを演じる私【後編】
疾風「ずっと、璃流蘭が好きだった。」
はっ⁉︎
疾風「この言葉が璃流蘭を困らせる事は分かってる。でもずっと伝えたかった。伝えなきゃ後悔すると思った。」
伝えなきゃ後悔。
璃流蘭「伝えたら後悔しないの?」
疾風「璃流蘭に婚約者がいる事は知ってた。だから俺は璃流蘭に告白できなかった。告白したくても親父さんにとめられてた。璃流蘭を困らせるだけだから。と。」
お父さん。最低な人間だな。
族にいたはずの人間なのに。