クールを演じる私【後編】

疾風「ずっと、璃流蘭が好きだった。」

はっ⁉︎

疾風「この言葉が璃流蘭を困らせる事は分かってる。でもずっと伝えたかった。伝えなきゃ後悔すると思った。」

伝えなきゃ後悔。

璃流蘭「伝えたら後悔しないの?」

疾風「璃流蘭に婚約者がいる事は知ってた。だから俺は璃流蘭に告白できなかった。告白したくても親父さんにとめられてた。璃流蘭を困らせるだけだから。と。」

お父さん。最低な人間だな。
族にいたはずの人間なのに。

< 190 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop