クールを演じる私【後編】
《璃流蘭SIDE》
危険な族って分かってるはずなのに、なんで行った?
昨日、様子が変だったからどこかの族に脅されてたとは思ったけど…
ルルがあいつらって言ったて事はかなり危険な族。
私の手にも追えない。
ましてや、北斗だって、殺されてしまうかもしれない。
璃流蘭「だからって見殺しにするの?助けられるかもしれない命を捨てるの?族の人間なのに最低ね。」
愛里紗「リーリー。行こう‼︎」
愛里紗。
お前は怖いもの知らずだな。
殺されるかもしれない相手って分かってるはずなのに。