クールを演じる私【後編】
私に似られてもね。
璃流蘭「似ないでよ。」
北斗「もう、大丈夫だから。」
私の肩を掴んで顔を向き合わせる。
璃流蘭「近い。」
北斗「目が真っ赤。」
そんなん言われても。
璃流蘭「…ん!……ん。長い。」
北斗「いいだろ。」
いいけど…。
怪我人なのに襲うのね。
璃流蘭「いいけど、怪我は大丈夫なの?」
北斗「大丈夫じゃなきゃこんなことはしてない。」
確かにそうかもしれないけど…。