クールを演じる私【後編】
病院
【病院】
《北斗SIDE》
すぐ、救急車を呼んだけど…。
鞍馬「リーが今頃片付けてるだろうな。」
紫乃「お兄ちゃんは、助かるよね?」
鞍馬「なんとも言えない。」
紫乃っていくつなんだ?
紫乃「お兄ちゃんがいなくなったら、私、1人になっちゃうんだよ‼︎医者なら何とかしてよ。」
鞍馬「紫乃。わかってくれ。こっちも全力は尽くした。」
紫乃って、両親いないのか?
ガラガラ
璃流蘭「鞍馬。どうだ?」
璃流蘭、来るの早くね?
鞍馬「わからない。」
紫乃「リラちゃん‼︎お兄ちゃんは助かるよね?私、もう1人になりたくないんだよ‼︎」
璃流蘭「紫乃が信じれば紫苑は助かる。紫苑が助かるかは紫乃がどれだけ信じれるかによる。」