クールを演じる私【後編】
家Ⅰ
【璃流蘭&北斗の家】
《璃流蘭SIDE》
紫苑は助かる。
助けてくれるよね?
翔さん。真凛。
北斗「助かるって信じれば助かるんだろ?」
北斗‼︎
璃流蘭「あぁ。」
北斗「本当、璃流蘭は強いな。」
強いわけがない。
璃流蘭「強くない。1番弱い。」
北斗「弱いって言える奴は強いんだよ。」
北斗は私が弱くなってる時に強くなれる言葉、言ってくれるんだな。
でも、本当は弱い自分をなんとかしたい。
璃流蘭「本当にそうかは、わからないけどな。」