クールを演じる私【後編】
【璃流蘭&北斗の家】
《北斗SIDE》
紫乃って奴の前では強がってたんだな。
めっちゃ祈ってるし。
北斗「助かるって信じれば助かるんだろ?」
璃流蘭「あぁ。」
北斗「本当、璃流蘭は強いな。」
璃流蘭「強くない。1番弱い。」
謙虚だな。
北斗「弱いって言える奴は強いんだよ。」
璃流蘭はいつも自分を殺してきてる。
一緒にいるようになってから思うようになったけど。
なんで、そんなに自分を抑え込む?
璃流蘭「本当にそうかは、わからないけどな。」