クールを演じる私【後編】

北斗「じゃあさ、両手を後ろにして。」

なんで?

璃流蘭「なんで?」

北斗「璃流蘭がいない間ずっと我慢してたから。」

だいたい想像ついた。

まぁ、仕方ない。
連絡しなかった、私も私だし。

言われた通りに両手を後ろにする。

北斗「おとなしく言うこときくんだな。


璃流蘭「北斗のしそうなことくらい想像つく。」

後ろにした手を北斗は何かで縛ってるし。

北斗「じゃあ、目隠しはつけたい?」

璃流蘭「お好きなように。」

北斗「じゃあいいや。」

手は使えないし。
後ろから北斗に抱きしめられてるから足も使えないし…。

北斗のやりたい放題だな。

璃流蘭「きゃっ‼︎」

髪を耳にかけられる分には構わないんだけど…。

耳を噛まないでほしい。

北斗「耳が弱いのは治ってないんだな。」

忘れてた。

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