クールを演じる私【後編】

北斗「俺は婚約を破棄する気はない。」

璃流蘭「あっそ。」

冷たいのは相変わらずなんだな。

北斗「なぁ、なんで頼るってことをしない？」

真凛が昔言ってた気がする。

真凛『aquaは孤独なんだよ。きっと。誰にも相談できない。自分より強い相手がいないから。』

璃流蘭「人を信じれてないから。孤独だから。」

真凛はお見通しだったんだな。

それに、人を信じれてないってことは俺も信じてないってことだよな？

北斗「俺でも璃流蘭の孤独を取り除くことはできないか？」

璃流蘭「そうだな。」