クールを演じる私【後編】
数分後…。
璃流蘭「思ったより、早かったな。」
鞍馬「ルーとライは殺られて、リーは無傷とか。笑えんな。」
笑えない。
璃流蘭「とりあえず、手当てしろ。」
鞍馬「はいはい。」
流々華「来てくれたんだね。」
まぁな。
璃流蘭「べつに。」
雷哉「リル…ちゃん…ごめん。」
鞍馬「喋るな。傷口が開く。」
璃流蘭「謝る必要なんてない。」
流々華「でも、怒ってたのに?」
怒ってたけど…。
殺られてる姿みて、呆れてものが言えなくなった。
鞍馬「リーが完全に呆れたな。」