クールを演じる私【後編】
【リビング】
《北斗SIDE》
璃流蘭「北斗と話したいから、席を外せ。」
執事「かしこまりました。」
聞きたい事はたくさんあるけど、これだけは聞きたい。
北斗「璃流蘭。なんで、急に婚約を破棄するなんて?」
璃流蘭「北斗は私を好きじゃないから。」
璃流蘭を好きじゃない?
北斗「はっ?璃流蘭の事を好きじゃないって、どういう事だよ!」
璃流蘭「北斗が好きなのはaquaであって、璃流蘭じゃないんだよ。」
確かに、俺はaquaは好きというか憧れだ。
でも、好きなのは、璃流蘭。