SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
佑聖くんの顔は見れなかったけど
声から悲しげなのが伝わってきた。




「どうして、美璃は俺を頼ってくれないの?!」




佑聖くんは私の肩をガシッと
掴むと悲しげな瞳で見つめてきた。




「俺のことキライ?なんで泣くんだよ…」





「違うの…違うの。そうじゃない…」




私は真っ直ぐに佑聖くんの瞳を
見つめ返した。




「…キス、された」




「え?」




「今日、屋上で紫苑くんにキスされた」




私は佑聖くんに嫌われる覚悟で
全てを打ち明けた。

こうなったのも全部自分のせいだし
嫌われたって自業自得よね。
< 104 / 264 >

この作品をシェア

pagetop