SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
この状況が理解できずに
あたふたとしていた。




な、なんで私この人に
お姫様だっこされてるの?!




それにこの人すごい美形…




焦げ茶色のきちんとセットされた髪に
大きな瞳が特徴的だった。




そんな近距離で見られると
顔赤くなっちゃう……!!




「あははっ焦らなくてもいいよ」




男の子はクシャっとした笑顔を見せると
そっと私を下ろしてくれた。




「階段登ってたらいきなり女の子が落ちてくるからびっくりしたよ」




そ、そうだったんだ。
私この人がいなかったら
今頃大怪我してたよね…




「危ないところを助けてもらってありがとうございます!」




深々と頭を下げた。




私、重くなかったかな?!
この人怪我してないよね?




そんなことが頭の片隅を過ぎっていた。
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