SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
「どうして、って顔してるね。ま、驚くのも無理ないよね。今まで王子を演じてたんだから」




「演じて…?」




「あぁ。表は誰からも好かれる好青年を演じて、裏は本当の俺ってこと、わかる?」




翔里くんはニヤリと笑った。




そんなっ
今までの翔里くんは嘘だったていうの?




私はショックが隠せなかった。




「もう演じるのも面倒だし、ここに住むのももう飽きたから最後に美璃ちゃんと遊ぼっかな~って」




やばい…




翔里くんの目は獲物を捉えた
獣のように鋭く光っていた。




家には2人だけ。身体もまともに動かない。
そしてベッドに押し倒された状況。
絶体絶命のピンチだった。
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