SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
フンッと私はそっぽを向いた。




「……佑聖くんだって、隠し事してることあるでしょ?」




「……ないけど」




願いを込めて聞いてみたが
やっぱり佑聖くんは教えてくれなかった。




あと一週間しかないのに
まだ私に話してくれないの?




どうして…?




やっぱり私のことなんてどうでもよくて
綺麗さっぱり家を出ていきたいから?




「美璃?なんで、泣いて…」




佑聖くんに言われて気がついた。




いつの間にか頬に
一筋の涙が伝っていた。
< 229 / 264 >

この作品をシェア

pagetop