SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
翔里くんは王子スマイルで
ニコニコと笑っていた。




が、今はそんな元気もなく
苦笑いを返すことしか出来なかった。




「え、なに?元気ないみたいだけど」




翔里くんは普段の様子に戻ると
眉間にシワを寄せていた。




「なんでもないよ」




佑聖くんのこと
相談するわけにもいかないし…




「佑聖のことだろ」




にやりと笑うと全てを見透かしたように
私のことを見つめてきた。




「なっ、なんでそれを」

「だって分かり易いんだよね」
< 231 / 264 >

この作品をシェア

pagetop