SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
李苑くんから逃げるように
紫苑くんの元へと駆けた。




「どうしたの美璃ちゃん?」




少し驚いている様子の紫苑くん。




私は紫苑くんに助けを求めるよう
身体に抱きついた。




「り、李苑くんが、怖い…!」




さっきのあの笑み何?!
しかもゾクゾクするって…




しかしこの時私は大事なことを忘れていた。




「ひっ…!」




左耳を紫苑くんに甘噛みされた。




恐る恐る紫苑くんを見上げると
ニッコリと笑っていた。




「美璃ちゃん、僕に抱きつくなんて大胆だね」
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