SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
「美璃ちゃん?」




私は今されたことを思い出して
再び涙が溢れてきた。




キスだけは…
キスだけはされたくなかったのに…!




必死にキスをされた唇を
手で拭った。




佑聖くんを裏切ったような
そんな罪悪感で胸がいっぱいだった。




「佑聖とだってキスしてるよね?なのに、なんでそんなに泣くの?」




紫苑くんはキョトンとした顔で私を見ていた。




な、なによそれ…!




少しそんな態度の紫苑くんに
苛立ちを覚えた。




「佑聖くんは………特別なの!!!!」




そう叫ぶと私は屋上を飛び出した。




紫苑くんも李苑くんも
あんな人たちだなんて思ってなかった!

ひどいよ…!
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