(完)何でもできる子vs何もできない子
そんなことが続いたある日のこと
朝、いつものように靴箱から上履きを
取ろうとしたときに1枚の手紙が入っていた。
中を見ると
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死ね!
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そう、大きく書かれていた。
ショックだったけど、誰にも相談しなかった。
相談したくなかった。
だって、もし相談したら相談を聞いてくれた子
に今度は、
こんなふうにやられると思ったから。
それだけは、嫌だった。