(完)何でもできる子vs何もできない子
屋上に着くと
顔は知らないけど女の子5人がいた。
「あの、何ですか?」
私は、勇気を振り絞って
強気な姿勢を見せてそう言った。
「大翔と付き合ってるの?」
リーダーぽい女子が聞いてきた。
「付き合っていません。」
「じゃあ、もう大翔に関わらないで」
「何でそんなことあなた達に
言われないといけないんですか?」
「あなたが目障りなのよ」
「ごめんなさい、無理です。
あなたたちに言われて
ハイハイ、そうですか
って言うとでも思いましたか?」
「、っ」
勝った!
と思ったとき
5人組の女子たちは
「覚えてなさい」
そう言ってどこかへ行ってしまった。