遊び人に恋をして
「─────~~。」


ん?図書館の前を通り過ぎた時


中から声が聞こえる。

そっと開けて中を覗くと

未久の姿とあれはバスケ部のエースの谷口。


なにしてんだよ。未久。

そいつに告られたんじゃねえの?

なのに、


なんで仲良く喋ってんだよ。


「じゃぁさ、メアドちょーだい。」

そう未久に言う谷口。

未久も未久で、携帯をポケットから取り出して

メアドを交換する2人。


「じゃあ友達からってことで。」


「うん、じゃーね。翔太。」

やべ、隠れないと。

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