幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「りりちゃん先生さよーならー」


「さようなら」


お母さんやお父さんと手をつないで帰っていく子供たちを先生たちと見送った。



"先生"なんて呼ばれちゃうと、

なんだか嬉しいようなくすぐったいような気持ちになる。





後片付けを終えて保育園を出るころには、

日もすっかり沈み、あたりは真っ暗になっていた。

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