幼なじみの溺愛が危険すぎる。
玲音と校門に向かって歩いていくと
玲音を遠巻きに見つめている女の子達のグループが目に入った。
ものすっごくわかりやすく、玲音のことを隠し撮りしている。
……邪魔だよね、私。
撮影の邪魔にならないように少し玲音から離れると玲音が首をかしげた。
「どうしたの、りりちゃん?」
「ううん、なんでもない」
すると、玲音の写真を撮っていた女の子のうちの一人がモジモジしながら私達に近づいてきた。
耳まで真っ赤になってる。
……か、可愛いっ!
「あ、あのっ、突然すみません。
き、如月先輩と吉川先輩は、つ、つきあってるんですか?」
「……へ?」
玲音と顔を見合わせる。
ぶはっ!!
突拍子もない質問に思わず吹き出すと、その子はキョトンとした顔で私を見た。
「私はただのお隣さんだよ。なんでもないから安心して」
笑いながらそう伝えると、隣でニコニコと笑いながら玲音も続けた。
「そうそう、俺とりりちゃんはね、
毎朝一緒にご飯を食べて、
毎朝一緒に学校に来て、
毎晩一緒に夜ご飯を食べて
時折一緒にお風呂に入って、
たまにりりちゃんの部屋で同じベッドで朝まで一緒に眠るだけだよ♡」
「「………い、一緒にお風呂っ?!?!」」
声をかけてきた女の子は唖然とした表情で固まっている。
「ちょっと、なに誤解されそうなこと言ってんの?!」
「だってホントのことじゃん♡」
「本当のことでも言い方ってもんがあるでしょ?!
そもそも、一緒にお風呂なんか入ってないっつーの!誤解されるようなこと言わないで!」
「誤解されたらりりちゃん困るの?」
「私は別に困らないけど、玲音が…」
「じゃ、いいじゃん♪」
「よくないっ!!」
ぐっと握った拳を玲音の腹に一発。
「ウグッ…りりちゃん、みぞおちは痛い……」
「それなら余計なことは言わないこと!」
気がつけば玲音の写真を撮っていた女の子達はいなくなっていた。
はぁ……
朝から疲れる……
玲音を遠巻きに見つめている女の子達のグループが目に入った。
ものすっごくわかりやすく、玲音のことを隠し撮りしている。
……邪魔だよね、私。
撮影の邪魔にならないように少し玲音から離れると玲音が首をかしげた。
「どうしたの、りりちゃん?」
「ううん、なんでもない」
すると、玲音の写真を撮っていた女の子のうちの一人がモジモジしながら私達に近づいてきた。
耳まで真っ赤になってる。
……か、可愛いっ!
「あ、あのっ、突然すみません。
き、如月先輩と吉川先輩は、つ、つきあってるんですか?」
「……へ?」
玲音と顔を見合わせる。
ぶはっ!!
突拍子もない質問に思わず吹き出すと、その子はキョトンとした顔で私を見た。
「私はただのお隣さんだよ。なんでもないから安心して」
笑いながらそう伝えると、隣でニコニコと笑いながら玲音も続けた。
「そうそう、俺とりりちゃんはね、
毎朝一緒にご飯を食べて、
毎朝一緒に学校に来て、
毎晩一緒に夜ご飯を食べて
時折一緒にお風呂に入って、
たまにりりちゃんの部屋で同じベッドで朝まで一緒に眠るだけだよ♡」
「「………い、一緒にお風呂っ?!?!」」
声をかけてきた女の子は唖然とした表情で固まっている。
「ちょっと、なに誤解されそうなこと言ってんの?!」
「だってホントのことじゃん♡」
「本当のことでも言い方ってもんがあるでしょ?!
そもそも、一緒にお風呂なんか入ってないっつーの!誤解されるようなこと言わないで!」
「誤解されたらりりちゃん困るの?」
「私は別に困らないけど、玲音が…」
「じゃ、いいじゃん♪」
「よくないっ!!」
ぐっと握った拳を玲音の腹に一発。
「ウグッ…りりちゃん、みぞおちは痛い……」
「それなら余計なことは言わないこと!」
気がつけば玲音の写真を撮っていた女の子達はいなくなっていた。
はぁ……
朝から疲れる……