幼なじみの溺愛が危険すぎる。

ポツリポツリと話し続ける玲音をじっと見つめた。



「俺、りりちゃんが好きだから、めっちゃくちゃヤキモチやくよ。

道場の颯大には小学生んときからずっとヤキモチやいてる。

正直、りりちゃんが道場にまた通い出したときはどうしたらいいかわからなかった。

この部屋でりりちゃんがあいつに抱きついてるのを見たときには、気が狂いそうになった。


俺、りりちゃんが面倒みてる保育園のガキにも、めっちゃくちゃヤキモチやくし」



玲音の言葉に思わず動きを止めた。



「玲音……私が保育園でバイトしてるの知ってたの?」



「当たり前。りりちゃんのことならなんでも知ってるよ。


りりちゃんの隣の席の男子には常に殺意を抱いてきたからね?」



軽く笑いながら言っているけど、これはきっと冗談じゃない……



殺意はともかく………

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