幼なじみの溺愛が危険すぎる。



戸惑う私を見つめながら、玲音の黒く潤んだ瞳が大きく揺れた。



「りりちゃん、
俺、りりちゃんのことが好きだよ。

ずっとずっと、りりちゃんのことだけが好きだった。


りりちゃん、俺たちもう高校生だよ?


俺、りりちゃんとつきあって、

ちゃんとキスして、

りりちゃんとだけ気持ちいいことしたいって思ってる。


もうさ、りりちゃんの可愛い玲音ではいられない。

りりちゃん、俺のこと、ちゃんと見てよ。

男として見てよ」



「玲音………」



じっと見つめてくる玲音からゆっくりと視線をはずした。

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