幼なじみの溺愛が危険すぎる。

翌日は朝からシトシトと雨が降っていた。



こういう日は気持ちも重く沈む。


「りりちゃん、どうしたの?」


バスの中、隣に立っている玲音をチラリと見上げる。


玲音はまるでなにもなかったかのようにいつも通り…



そんな玲音に戸惑いながらも、いつものように返事をかえす。


< 209 / 427 >

この作品をシェア

pagetop