幼なじみの溺愛が危険すぎる。
只今、朝の5:18。


リビングルームの床の上で玲音と膝を突きあわせて向かい合う。


「あのね、私も自分の馬鹿さ加減に呆れてるよ?

寝てる間に1000回以上もキスされてて気づかないし、

それも10年以上?


挙句に寝る前はおでこにキスされるし、

さっきは……口だったし……


で、もう一度確認ね……」



「りりちゃん、もう正座崩していいー?」



「だめっ!最後まで話を聞けっ!

あのさ、私達、つきあってないよね?

もっとはっきり言っておくと、つきあいたいって言われて、

私、はっきり断ったよね?」



「うん」
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