幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「あ、あのさ、あと一晩なんだよね」


「なにが?」


「あ、いや、今夜カラオケとか夜遊びみたいなこと、ちょっとしてみたいなぁ…なんて思って。

お母さん達旅行に行ってていないんだ」



本当は家に帰るのが怖いんだけど…



「じゃ、夜遊びしちゃう?」


ニッコリ笑った沙耶ちゃんに思わずぎゅっと抱きつく。


沙耶ちゃんっ。


あの野獣から私を救ってくれて本当にありがとうっ。






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