幼なじみの溺愛が危険すぎる。
ギュッと沙耶ちゃんの腕につかまると、呆れたように沙耶ちゃんがつぶやいた。
「あのね、りり花…
まだ夜の8時だよ…
向こう側の通りを歩いてる塾帰りの小学生みてごらん…」
塾の名前が記されたリュックを背負って楽しそうにバス停に向かう小学生を尊敬の思いで眺める。
「いまどきの小学生ってすごい……」
「りり花もいまどきの高校生なんだけどね…
まぁ、いいや。
とりあえずクラブでも行ってみる?」
沙耶ちゃんに訊かれて首をかしげた。
「あのね、りり花…
まだ夜の8時だよ…
向こう側の通りを歩いてる塾帰りの小学生みてごらん…」
塾の名前が記されたリュックを背負って楽しそうにバス停に向かう小学生を尊敬の思いで眺める。
「いまどきの小学生ってすごい……」
「りり花もいまどきの高校生なんだけどね…
まぁ、いいや。
とりあえずクラブでも行ってみる?」
沙耶ちゃんに訊かれて首をかしげた。