幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「お、なんだもう一人いるじゃん。うわっ、レベル高いねぇ。

ねぇねぇ、君も一緒に遊ぼーよ。

女子高生しょ?全部払ってあげるからさ♪」


「だ、大丈夫です」


引き寄せるように沙耶ちゃんの腕をぐいっとつかむと、

スキンヘッドのお兄さんがニヤリと笑って沙耶ちゃんを両手で抱え込んだ。


「いや、大丈夫とかじゃなくてー。

つうか、ぶっちゃけ拒否権ねぇから♪

ほら行こっ。お兄さんたちが遊んであげるから♪」


近くを通った店員さんに目で助けを求めたけれど、店員さんは見て見ぬ振りをして行ってしまった。

信じられない……



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