幼なじみの溺愛が危険すぎる。
side/りり花
保育園に向かうバスのなか。
隣に座っている玲音をチラリと見て、
深いため息をついた。
「で、………なんで、玲音がついて来るの?」
「ほら、最近悪質なチカンが多いって聞いたから」
「……休日でバス、ガラガラに空いてるよね。
こんななかでチカンできる勇気のある人はそうそういないよね?
ってか、座れてるし」
はぁ……
相変わらず玲音がなにを考えているのかよくわからない……
隣でニコニコと笑っている玲音から窓の外の景色へと視線を移す。
バスのなかから流れる景色を見ていたら
ふと昨日の伊吹くんを思い出して
思わずクスリと笑ってしまった。
保育園に向かうバスのなか。
隣に座っている玲音をチラリと見て、
深いため息をついた。
「で、………なんで、玲音がついて来るの?」
「ほら、最近悪質なチカンが多いって聞いたから」
「……休日でバス、ガラガラに空いてるよね。
こんななかでチカンできる勇気のある人はそうそういないよね?
ってか、座れてるし」
はぁ……
相変わらず玲音がなにを考えているのかよくわからない……
隣でニコニコと笑っている玲音から窓の外の景色へと視線を移す。
バスのなかから流れる景色を見ていたら
ふと昨日の伊吹くんを思い出して
思わずクスリと笑ってしまった。