幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「りりちゃん、いってらっしゃいのチュッは?」
「……………いってらっしゃいのグー?」
そう言って握った拳を玲音の目の前に突き出すと、
玲音が怯えた顔をして一歩下がった。
「もうっ、りりちゃんってば!
あどけないジョークだってば♪」
……まったく、
どこがあどけないんだか……
"部活見に来て欲しい"って言われて、
ついつい見に来ちゃう私がいけないのかなぁ。
やっぱりもっと毅然とした態度を取らないとダメなのかもっ。
ニコニコ笑っている玲音をため息まじりに見上げた。
「……………いってらっしゃいのグー?」
そう言って握った拳を玲音の目の前に突き出すと、
玲音が怯えた顔をして一歩下がった。
「もうっ、りりちゃんってば!
あどけないジョークだってば♪」
……まったく、
どこがあどけないんだか……
"部活見に来て欲しい"って言われて、
ついつい見に来ちゃう私がいけないのかなぁ。
やっぱりもっと毅然とした態度を取らないとダメなのかもっ。
ニコニコ笑っている玲音をため息まじりに見上げた。