幼なじみの溺愛が危険すぎる。
翌朝、玲音は朝練で先に登校していたので、ひとりで学校に向かうバスに乗った。
バスを降りるとばったり沙耶ちゃんに会った。
「沙耶ちゃん、おはようっ!」
「あれ?りり花、ひとり?」
「うん、玲音は朝練」
沙耶ちゃんと一緒に校舎に向かい昇降口に着くと、下駄箱の前で固まった。
「りり花、どうしたの?」
「………ない」
「なにが?」
「上履き」
「…また?」
顔をしかめた沙耶ちゃんにコクンと頷く。
「購買で買ってくる……」
最近、教科書や体操服がなくなっては変な場所から出てくるからおかしいな…とは思っていたけど
さすがにこれは気のせいじゃない。
バスを降りるとばったり沙耶ちゃんに会った。
「沙耶ちゃん、おはようっ!」
「あれ?りり花、ひとり?」
「うん、玲音は朝練」
沙耶ちゃんと一緒に校舎に向かい昇降口に着くと、下駄箱の前で固まった。
「りり花、どうしたの?」
「………ない」
「なにが?」
「上履き」
「…また?」
顔をしかめた沙耶ちゃんにコクンと頷く。
「購買で買ってくる……」
最近、教科書や体操服がなくなっては変な場所から出てくるからおかしいな…とは思っていたけど
さすがにこれは気のせいじゃない。