幼なじみの溺愛が危険すぎる。
その日のお昼休み。

呼び出されたのはお約束の校舎裏。


「だからね、幼なじみって立場利用しないでほしいの。私、玲音くんに本気なの」


この子は確か…隣のクラスの黒川由衣ちゃん。


大きな瞳でじっと睨まれて思わずたじろぐ。


可愛い子が凄むとそれはそれで迫力がある。


なによりこんな風に上目遣いで睨まれると、

あまりに可愛いらしくて小手返しで吹っ飛ばすことすら出来なくなる。
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