幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「りりちゃん、どうしたの?」
クスクスと笑っている私に玲音が不思議そうな顔を向けた。
「玲音って、小さい頃からめっちゃ寝相悪くてあっち向いたりこっち向いたりして寝てるのにさ、
朝になるとちゃんと枕に頭置いて、なにごともなかったかのように寝てるんだよね。
あれ、すごく不思議だった」
「俺、寝相悪い?」
「気づいてないの?!
それだけじゃなくてさ、寝てるときは暑い暑いって冬でもお布団蹴り上げるくせに
朝方になると、寒い寒いってブルブル震えてくっついてくるんだよ。
それならちゃんとお布団かけて寝ればいいのにって、いつも思ってた」
それを聞いた玲音は大きな瞳を揺らして優しく笑った。
「……りりちゃんはさ、泣いてる俺のことをいつもギュっと抱きしめて寝てくれたよね?」
「でも、もうすっかり玲音の方がおっきくなっちゃったからなぁ…」
クスクスと笑っている私に玲音が不思議そうな顔を向けた。
「玲音って、小さい頃からめっちゃ寝相悪くてあっち向いたりこっち向いたりして寝てるのにさ、
朝になるとちゃんと枕に頭置いて、なにごともなかったかのように寝てるんだよね。
あれ、すごく不思議だった」
「俺、寝相悪い?」
「気づいてないの?!
それだけじゃなくてさ、寝てるときは暑い暑いって冬でもお布団蹴り上げるくせに
朝方になると、寒い寒いってブルブル震えてくっついてくるんだよ。
それならちゃんとお布団かけて寝ればいいのにって、いつも思ってた」
それを聞いた玲音は大きな瞳を揺らして優しく笑った。
「……りりちゃんはさ、泣いてる俺のことをいつもギュっと抱きしめて寝てくれたよね?」
「でも、もうすっかり玲音の方がおっきくなっちゃったからなぁ…」