幼なじみの溺愛が危険すぎる。
side/りり花


お昼休み、窓の外を眺めていた沙耶ちゃんが笑顔で振り返った。


「りり花、天気いいし今日は中庭で食べない?」


「うんっ!あ、ちょっと待って!

玲音、はい、お弁当!残さず食べてね?」



玲音にお弁当を渡すと、沙耶ちゃんと中庭に向かった。



中庭に向かう途中、すれ違いざま黒川さんに睨まれて苦笑いした。




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