キミの心に届くまで


「ちょっと優しくされたぐらいで調子に乗ってる、男好きの大橋さんを風紀委員に推薦しまーす!そうすれば、少しはマシになるんじゃないですかぁ?その男好きも」



「ギャハハハ!めぐ、それ超いい提案じゃん!」



「さんせーい!大橋さんがやりなよ〜!」



そう言って高らかに笑うアリスさん率いるギャル軍団。


ここまであからさまなことを言われたのは初めてだった。


悔しいけどみんながアリスさんの味方をする中では、ただ黙って耐えるしかなかった。


< 241 / 374 >

この作品をシェア

pagetop