初恋ドラッグ
「あ、あの…コンビニに寄っても、良いかな…?」




おずおずとした様子で聞いてくる少年、悠璃




「いいよ!!ちょうど良かった、コンビニで新作のお菓子が出るらしいから買いたくてー」




「栗名、太るぞ」




「満、うるさい!!」




失礼な満は置いといて…




コンビニに行くことに反対する人は居なかったので、みんなでコンビニに行くことになった




「そう言えば、なんで悠璃はコンビニに行きたかったの?」




アタシの思っていたことを代弁するように春乃は悠璃に質問した




「喉が渇いていて……」




「なるほどな」




悠璃の言葉に翔が相槌を打った


確かに、アタシも喉渇いたなぁ…



ジュースでも買おう




「なあ、千歳。新作のお菓子ってなんだ?」




「ふふふ…。良いことを聞いたね、十六夜くん」





「勿体ぶらずに早よ言え」




と言って、十六夜はアタシの頬を思いっきりつねった




「痛い痛いっ!!!!!言う、言うから離して!!!!!」




と私が叫ぶと十六夜は手を離した




「新作のお菓子はね…。なんと、人気キャンディ!!」




「え、マジで!!」




そのキャンディはアタシと十六夜が大好きなキャンディで、アタシの場合は1日に一個は食べないと落ち着かない程だ


この前はプリン味とかチェリー味とかが出ていて、すでにアタシと十六夜は食べている


その中でもプリン味が一番美味しかったけど、プリン味を越える味、出たかな
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