bizarre love triangle
開 始
学校に行く途中にある公園に浩と優衣が
行くと既にベンチで恵美が座って新書を
制服姿で読んでいた。

この後、学校に行き浩と練習がある為
だった。

浩も制服のワイシャツ姿で、恵美に手を
振った。

「私に手を振ったことない」

優衣は無表情で言った。

恵美は会釈をしてから本を鞄にしまった。

浩は優衣の言葉を聞こえないふりをして
鉄棒の前に立った。

優衣もベンチに座らずに、鉄棒の傍に
立って腰に手を当ててから、恵美に
話しかけた。

「ストレートに聞くね。

小橋さんは浩君の我がままな主張に
賛成なの?」
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