bizarre love triangle
「うっ!」

追いついた浩が無言で思い切り少年に背後
からタックルをしたのだ。

少年は発炎筒を放り出して、顔面を床に
強打して倒れた。

浩は少年の上に伸し掛かると、襟首を
掴んで表を向かせると、力の限り顔面を
殴った。

さらに左手を上げたところでそばに走り
寄った警備員に止められた。

「もう、やめろ、もう」

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